救急病院へ当院のスタッフが訪問し、患者さま連携を図っています 私たちは救急病院と常に連携を取っています。患者さまが当病院へ移られる際には、あらかじめスタッフが救急病院へ訪問し、患者さまにどのようなリハビリやケアが必要かを確認します。
住み慣れた場所における「生活の再建」に向けた支援を行います 入院後・退院前のスタッフの自宅訪問では、患者さまの生活環境を把握し、「どのような地域でどのように生活されていたのか、そして家に帰った後はどのような生活を望まれているのかなどを考慮しながら、ご自宅の中はもちろん周囲の生活環境などの細かい評価を大切にしています。
自宅に戻られたあとでも切れ目のないリハビリテーションを 患者さまが自宅に戻れればよいということではなく、あくまで「地域社会の一員」になっていただくことが大切です。自宅に戻られたあとでも切れ目のないリハビリテーションを継続するために「外来リハビリテーション」「通所リハビリテーション」「訪問リハビリテーション」を中心にしっかり患者さまをサポートいたします。
退院後の生活再建をめざして安心・安全な地域生活へ繋ぐ役割を担う 患者さまの障害を改善するだけでなく、退院後の生活再建をめざして安心・安全な地域生活へ繋ぐ役割を担うのも、私たちの大切な仕事です。外来リハビリテーション・通所リハビリテーション・訪問リハビリテーションなどのサービスを提供するなど、退院後の患者さまをサポートいたします。
「地域リハビリテーション」の推進においては、法人の組織に「地域リハ推進部」を設置し、地域活動を職員全員で実践できる環境を整備しました。 また、長崎市より「長崎市在宅支援リハビリセンター推進事業」を受託しています。これは、地域の医療・福祉・介護に関わる全ての関連職種の方々がリハビリテーションの視点から高齢者の自立支援と社会参加に関与することができるよう、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が支援し「地域リハビリテーションの基盤づくり」を目指すものです。長崎市が8つのエリアに分けられており、当法人は市内中心部の3つの地域包括支援センターにまたがるエリアを担当しています。 ■ 「長崎市在宅支援リハビリセンター推進事業」について詳しくはこちら
“銀屋通りを憩いの場に、集いの場に”をキーワードに、居場所・行く場所・集う場所をつくることを目的にした事業です。現在は主に3つの活動を行っています。 活動情報 多楽福会(たらふくかい) 毎月1回、当院で行われる料理教室。当院を退院された方に、講師としてメニューの考案から調理指導まで担当していただきます。参加者は毎回10名程度で、調理や試食を通してコミュニケーションの場にもなっています。 長崎シャチ(幸)の会 患者さまとご家族の会。体験談発表会、茶話会、ウォークラリーなど自主イベントを実施。 季楽会(きらくかい) 入院されている患者さまや地域の書道教室に通う小学生など、季節ごとに作品を出品していただき院内ロビーに展示。展示を見た方々に感想を書いていただき、出展者へお伝えしています。
リクエスト講座や市町事業など、外部へ“出る”をキーワードに活動。依頼に応える形で当院スタッフを外部へ派遣しています。 活動情報 ぎんやウキウキ体操教室 銀屋町公民館で月2回実施。日々元気に過ごすことを目的に、地域の人同士が交流し、つながりを深めています。転倒予防や筋力アップするための体操などを行っています。 はつらつサークル医師会 長崎市医師会保健福祉センター主催で第2、4土曜14時~15時半に実施。健康体操や講話を行っています。 地域ケア推進会議 地域包括支援センターが定期的に主催しています。ここに地域の住民の方々、医療や介護の専門職などが集い、地域の様々な問題やその対応など検討しています。私たちも医療の立場で参加しています。 よろず介護教室 長崎市地域包括支援センター連絡協議会主催による、在宅で介護をされているご家族や介護に興味がある方を対象にした教室が、平成29年に開催されました。ベッド上の動作の指導や、車イスへの移乗方法など基本的な介護動作の説明、実技指導を行いました。
当事者や介護者、まわりの支援者などが“学ぶ”をキーワードに活動を展開。日頃の業務で困っていることや疑問点など、活発に意見を出し合い協議する場にもなっています。 活動情報 リハ・ケア交流会 在宅支援リハビリテーションセンター銀屋にて、毎月1回、近隣の介護保険事業所スタッフを対象に、ミニ講義と実技指導を実施。主に介護にたずさわるスタッフが交流を図ることで、地域におけるサービスの質を互いに高め合う目的があります。 健康教室 銀屋町周辺にお住いの方を対象に行っている講話会。健康に対する住民の方の疑問・質問に専門家が答えながら、健康への意識を高める取り組みです。当院にて2カ月に1回開催、時間は18時~19時頃。